お絵描きを再開したのが、7月の半ば頃。それからほぼ毎日、何かしら描いていた。
ほぼゼロから、ほぼ毎日。
何かしら絵を描いていた。
「描きたい」という気持ちに動かされて描くのは懐かしい感覚で、勢いのままに描き続けた8月だった。
その勢いで、夫と一緒に応援してるYouTuberさんのファンアートを投稿したら、本人にリツイートしてもらい、ファンの人にもたくさん見てもらえた。
人に見てもらったことで、もっと綺麗な絵を描けるようになりたいという気持ちが強くなって、有料のオンライン講座を始めたり。
本当に、勢いだけで走っていた。
いつの間にか、朝夕は肌寒く感じるようになってきた。もうすぐ夏も終わる。
気温の変化と同時に、頭も冷静になってきたのか、勢いだけでは描けなくなってきた。
単純に、目が、絵に慣れてきたのかもしれない。
とにかく、人の絵はすごく綺麗で、自分の絵には何かが足りない。ただそれだけはわかるようになってきた。
要は、モチベーションが下がっている。
趣味で描いているだけだから、いつでも辞められる。
つまり、続けるのがとても難しいということ。
最初のうちは手が慣れていく過程で、何だか上手くなっているような気がした。しばらくはそれがモチベーションになっていたけど、今はもう、モチベーションになるほど目に見えて上達しない。
せっかく、創作をまた始めることができた。
何とか、やめずにいたい。
この手を離したところで、誰にも何の影響もなく、自分だってまた忘れてしまうだけなんだろうけれど。
仕事、忙しくなるけど。
絵を描きたい気持ちがある一方で、やめても誰も困らないって考えて揺らぐ。自己中だなぁ。
そもそも自分がやりたくてやってるだけの創作なのに、
「やめても誰も困らない」って考えに至って、勝手に気持ちが揺らぐのは、これまで「やめたら誰かが困るように思えること」に、価値を見出してきたからかもしれない。
仕事とか。家事とか。
究極系である子育てにも、近寄りがたくもずっと密かに憧れてきたのだろう。（不妊治療経験あり）
誰かのためにすること自体は素晴らしいことだけど、その目的が、私のように「自分の評価を上げるため」になってしまうと、本末転倒。誰かのためと言いつつ、ただの自己中。
要は、こういうことを考えて、しかも文字起こししてる時点でナルシストだよね、っていう話。
夫が言ってくれた「好きに描けばいいんだよ」という言葉が、全てなんだと思う。
自分のために描くんだとか、誰かのために描くんだとか、
そういうのちょっとしばらく考えないで、
描きたいと思ったことを素直に描いていきたい。
…そして、それが難しくて四苦八苦してます。
というわけで、創作を何とかして続けながら、四苦八苦している様子まで含めて発信していこうというサイトがここです。よろしくどうぞ。
