読書のキロク:わすれていいから

きたぺん

創作活動が好きな会社員、北の国のぺんや、通称きたぺんです。
地方で普通の事務職として働く傍ら、好きなお絵描きやブログも続けたくて、バランスを模索中…(模索の日々を書籍でも配信中です!)

こころの声

最近読んだ本の紹介です

読み返す度に、本当に、涙を流してしまいます。

ぺんや的お気に入り度は
★★★★★(殿堂入り)

わすれていいから
大森 裕子 (著)

Amazon 商品紹介より

あるひ、いえにやってきた おれ。
そこには、うまれたばかりの おまえ がいた。

ここは、おれたちのなわばり。

嬉しいときも悲しいときも、子どものそばには猫がいっしょ。

二人とも隅っこが好きで、いつもくっついていたけど、
気がついたら隅っこに おまえ がいないことが多くなって――。

当たり前に過ごしている時間が愛しくなる、大切な人に贈りたい絵本です。

今まで、ぺんや的お気に入り度「殿堂入り」している本というのは、人生通算で20冊に満たない。
数年に一度、見つかるか、見つからないか。それくらいのレア度です。

出先で偶然入った、初めて入る書店。
小規模な店舗だったので、ぐるりと回っているうちに児童書コーナーに。
わが家の猫と同じキジトラ模様が目に入り、手に取って立ち読みを始めたら、その場で号泣。
休日、子どもが隣で児童書を物色する横で、いい大人が。

そんな衝撃的な出会いをした本は、そうそうありません。
ビビッときたような出会いで、その瞬間を覚えている本は、殿堂入り本の中でも2冊くらいだと思います。しかも、子ども時代です。そんな出会い方、大人になってからはなかなかありません。

絵本なので、全ページを暗記する勢いです。

いちばん、こころに残った言葉をここに書くと、ネタバレ的なものになってしまうので、今回は書きません。

語りたい、けど、語れない。

この絵本を読むと考えるのは、「無償の愛」のこと。

いつか、うまく言語化できるようになったら、ページを更新します。今はただ、本当に毎回、読むたびに、最初の出会いと同じく号泣してしまう。

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この記事を書いた人

北の国のぺんやです。

東海うまれ、東北ぐらし。
さむがり、こわがり、とってもまじめ。
やさしいってよく言われるけど、怒ると怖いとも言われる。

そんな自分が、日々のなかで見つけたことを、
ときどき描いて、ときどき書いています。

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