
創作活動が好きな会社員、北の国のぺんや、通称きたぺんです。
地方で普通の事務職として働く傍ら、好きなお絵描きやブログも続けたくて、バランスを模索中…(模索の日々を書籍でも配信中です!)



最近読んだ本の紹介です
読み返す度に、本当に、涙を流してしまいます。
ぺんや的お気に入り度は
★★★★★(殿堂入り)
あるひ、いえにやってきた おれ。
そこには、うまれたばかりの おまえ がいた。
ここは、おれたちのなわばり。
嬉しいときも悲しいときも、子どものそばには猫がいっしょ。
二人とも隅っこが好きで、いつもくっついていたけど、
気がついたら隅っこに おまえ がいないことが多くなって――。
当たり前に過ごしている時間が愛しくなる、大切な人に贈りたい絵本です。
今まで、ぺんや的お気に入り度「殿堂入り」している本というのは、人生通算で20冊に満たない。
数年に一度、見つかるか、見つからないか。それくらいのレア度です。
出先で偶然入った、初めて入る書店。
小規模な店舗だったので、ぐるりと回っているうちに児童書コーナーに。
わが家の猫と同じキジトラ模様が目に入り、手に取って立ち読みを始めたら、その場で号泣。
休日、子どもが隣で児童書を物色する横で、いい大人が。
そんな衝撃的な出会いをした本は、そうそうありません。
ビビッときたような出会いで、その瞬間を覚えている本は、殿堂入り本の中でも2冊くらいだと思います。しかも、子ども時代です。そんな出会い方、大人になってからはなかなかありません。
絵本なので、全ページを暗記する勢いです。
いちばん、こころに残った言葉をここに書くと、ネタバレ的なものになってしまうので、今回は書きません。
語りたい、けど、語れない。
この絵本を読むと考えるのは、「無償の愛」のこと。
いつか、うまく言語化できるようになったら、ページを更新します。今はただ、本当に毎回、読むたびに、最初の出会いと同じく号泣してしまう。